NTT DATA三鷹ビルEAST

摘要

三廳の地は，NTTグループにとって30年以上前より常に最先端の情報通信事業の拠点であった.隣接地に最新鋭データセンターを新築するという稀有な機会と，そのシナジー効果を最大限に活かすベく，3つのコンセプト「High-benefit / Minimum-Cost」,「Sustainable Value」,「100 年間価値を保ち成長する」のもと「地域と調和し，運営•維持管理しやすく，最上級の安全性と省エネルギ一性能を備えたデ一タセンター」の実現を目指した.既存棟の中央にあるサンクンガーデンの中心軸を新棟に延長し「マルチコンコース」と名付けた.当時の情報インフラの最先端であった既存棟の持つ「情報インフラ」，「それを支える人びと」を新棟に導ぐ新旧時代の最先端情報施設が繋がることで建物相互の連続性を高め，安心•安全な情報インフラを構築している.