東京電機大学東京千住キャンパス第2期計画5号館(110周年記念事業)

摘要

東京電機大学の創立100周年を機とした、創立地·神田からの移転に伴う東京千住キャパス1期計画に続く、2期計画である。地区計画が求める4ブロック(1期3つ、2期1つ)の各々に道沿いの低層部とセットバックしたタワーを計画する典型的な都市型再開発の構成に対し、1期では中央の公道に沿った3つの「プラザ」と、低層部に連続する大学と地域の新しい交流の場「アゴラ」というコンセプト、白いタワー群という建築の姿をとおし、開かれた街並、アイデンティティのある風景の構築を目指し、2期では1期の方針を継承·発展させ、「アゴラ」の内部化、白い外装表現の展開を試みている。