「あご付柱」を持つPC圧着関節工法により震度7を超える巨大地震にも対応

摘要

本工法は、柱·梁接合部に「あご」を設け、梁の端部をあごに載せることで耐震フレームを形成させる。さらに大地震時には、人間の関節の働きと同様に梁があごの上で弾性回転を起こして地震力を和らげるため、部材を損傷させることなく健全に保ったまま元へ戻す復元特性を持っている。また、建物全体にプレストレスが導入されていることにより、制振効果も発揮する。同社は独自の改良を加え、震度7を超える地震にも対応できる超耐震·超制振構造に進化させた。