何から何を護るのか、北朝鮮の暴動鎮圧部隊

摘要

北朝鮮が暴動鎮圧を目的とした特別機動隊を新設するという。金日成・正目父子の威光の下に築き上げた鉄壁の共産主義国家であるはずの朝鮮民主主義人民共和国になぜ暴動鎮圧部隊が必要なのだろうか。たとえ暴動があったとしても、百万を越える朝鮮人民軍という泣く子も黙る精鋭部隊があるのだから、暴動の鎮圧など朝飯前のことではないのか。北が暴動鎮圧に欠かせない催涙弾や防護盾を中国から購入しているとの報道もあることから、この間題に対する取り組みの真剣さにはただならぬものがある。初の実戦投入！欧州最新鋭戦闘機たち リビア爆撃!「ユ一ロカナ一ド・インアクション」三月に始まったNATOを中心とする多国籍軍によるリビア作戦も三か月が経ち、膠着状態に陥っている。　米軍やNATO軍が多国籍軍として参加した航空作戦は二〇〇一年のエンデユーリング・フリーダム作戦や二〇〇三年のイラキ・フリーダム作戦（現ニュードーン作戦）　の後、あまり大規模なものはなく、ヨーロッパの新鋭戦闘機に出番はなかった。