全世界で3100隻を超える採用実績「PBCF」

摘要

PBCF(Propeller Boss Cap Fins)は1987年に商船三井、西日本流体技研、ミカドプロペラ(現ナカシマミッワプロペラ)の3社によって開発された省エネ装置。西日本流体技研が設計し、ナカシマミッワプロペラが製造、商船三井テクノトレードが販売を行っている。現在世界中で注目を集めており、販売した船舶隻数は3100隻を突破した。PBCFは通常のプロペラボスキヤップにフィンが設置されているもの。通常プロペラボス後方にはハブ渦が発生しプロペラの推進性能を低減させているが、フィンがプロペラボス周囲の水流の流れを変え、ハブ渦を消滅させる事により推進性能が向上し、その結果約5%省エネ効果をもたらす。