自動車船のネットワーク構築に取り組む

摘要

グループ全体で約120隻の自動車船を運航する商船三井。昨年には、南日本造船に6800台積みの次世代型自動車船「FLEXIE」(フレキシー)シリーズ4隻（2017～18年にかけて順次竣工予定）を発注したが、今後の船隊整備については、自動車メーカーの地産地消が進んでいることなどから、慎重に検討していく方針。「常に自動車メーカーの戦略を念頭に置いてネットワークを構築していくことが重要」と語る直俊常務執行役員に、同社の自動車船事業の概要や今後の展望を聞いた。