鹿島が超高層ビルアルミCWに国内最大規模の粉体塗装を採用

摘要

鹿島はこのほど、アルミカーテンウォール（CW）の粉体塗装で国内最大規模の採用を実現したと発表した。2010年7月に竣工した丸の内の三井住友銀行本店ビルディングでは見付面積（立面投影面積）約3万5，000rぱ（塗装面積約10万6，000rげ）に粉体塗装を採用、超高層ビルでは日本で初めての施工例となった。さらに大崎駅西ロに建設中で、11年2月に竣工予定のソニー新オフィスビル（地上24階、高さ140m）では見付面積約3万ポ（塗装面積約5万7，000Ⅰ撼）に粉体塗装を施した。両建物とも設計監理は日建設計。国内の高層ビル市場における外装アルミ建材の塗装では、フッ素樹脂焼付塗装が耐久性や汎用性において他の塗装仕様に対して優位なことからスタンダードな塗装法として定着している。