ステーションビジネス考

摘要

第二次世界大戦中の1945年（昭和20年）　5月25日の探夜、東京駅丸の内駅舎は空襲によって被災した。このため南北にドームを備えた赤レンガ造り、3階建ての特色ある駅舎は2階建てに規模を縮小して修復され、半世紀以上にわたって営業されてきた。同駅舎の設計者は、帝国大学工科大学（現?東京大学工学部）　の初代学長で、日本建築界の父とも言うべき辰野金吾氏である。