国土交通省へツドライン

摘要

東京商工会議所は5月14日、「首都東京の観光政策に関する要望」を志村格観光庁次長に提出した。国家戦略として東京の観光を振興し、日本人旅行者や訪日外国人観光客の期待と信頼に応える"観光都市·東京"を作り上げる内容で、①東京の魅力向上、②旅行者の利便性向上、③MICE（広義の国際会議）振興の加速、の3項目にまとめた。今年の要望で東商は、日本が観光の魅力にあふれるにもかかわらず、外国人客数が世界30位にとどまつていることを問題視。「東京の魅力向上」では、「クール·ジャパン」と呼ばれる日本人の美意識や伝統的文化が訪日観光につながつていない点を課題としてあげ、国·地域別の戦略を採用して外国人観光客を増加させている韓国を例に、クール·ジャパンとビジット·ジャパンの連携強化を求めた。