JR東日本

摘要

JR東日本は5月27日、フランスのパリ交通公団(RATP)と、鉄道の運営、技術、システム分野でイノべーシヨンを起こすことを目的に、各分野の協力に関する覚書を締結した。RATPは、フランスの首都·パリと近郊部の公共交通を運営する国営の地域交通運行事業者で、地下鉄14線区、近郊鉄道2線区、ライトレール4線区、バス約350線区などを運行している。両者は互いに世界有数の高密度輸送を担い、顧客サービスの向上や鉄道システムを発展させるためにはィノべーションが必要であるとの認識でー致したことから、相互に協力することで合意した。現時点での交流分野は①ェネルギー·環境、②ICT（情報通信技術）の活用、③運行システムの3点を検討しており、今後は各分野で情報交換や意見交換、人事交流を通じて協力しあい、交流を深めていく。