14.当院における下部消化管出血に対する内視鏡的診断・治療の現況

摘要

下部消化管出血（LGIB；Lower Gastrointestinal Bleeding）は，Treiz靭帯より肛門側を源とすrnる消化管出血であり，全消化管出血の約20%を占rnめる．LGIBには顕微鏡的な便潜血のような非常rnにわずかなもの（Occult LGIB）からショックをrn伴う大量出血（Acute LGIB）までが含まれるが，rn2005年のASGE（American Society for Gastrointestinal Endoscopy）のガイドラインはAcute rnLGIBの診断・治療方針に閲し，出血が重篤な場合rnおよび高齢者における断続的な出血の場合に緊急rnの内視鏡治療が必要であると勧告している．