The 6th International Symposium on High-Tech Fiber Engineering for Young Researcher（韓国、ソウル）参加報告

摘要

第6回International Symposium on High-Tech Fiber Engineering for Young Researcherが、2013年8月20日(火)～8月22日(木)に、韓国のソウル国立大学校および漢陽大学校にて開催された。このシンポジウムは、ナノファイバーなどの機能性繊維における若手研究者の交流の場として、信州大学繊維学部の金翼水准教授などが中心となって発足した。2008年に第1回が韓国で行われて以降、毎年日本、韓国および中国で開催されてきた。今回のシンポジウムは、日韓の3大学が参加し、第1日目および2日目はソウル国立大学校にて、第3日目は漢陽大学校にて、重複するものを合わせて、2件の基調講演、16件の口頭発表、および32件のポスター発表が行われた。筆者は信州大学繊維学部の金翼水准教授および大川浩作准教授と同行した。本稿では、本シンポジウムに関するレビューを簡単に記載する。