'人の流れが見える地図'「混雑統計®」データが描く都市計画の未来

摘要

スマートフオンの登場により、インターネットの中心がPCからモパイルへと急激にシフトした。企業側にはアプリを通じて、さまざまな利用者のログが蓄積され始めているが、地図やナビゲーションを中心としたサービスで蓄積される位置情報を、マーケティングに活かす動きが出てきている。㈱ゼンリンデータコムでは、利用者の許諾を得て蓄積された位置情報を統計処理し、個人特定できない形で"人の流れデータとして提供する「混雑統計®」サービスを2011年より開始した。商業施設の実商圏の把握や観光客の実態調査、防災対策、交通計画等、官民問わず活用されている。