アジア土木学協会連合協議会(ACECC)第32回理事会(カトマンズ)参加報告

摘要

2017年4月22日〜25日、第32回アジア土木学協会連合協議会(ACECC)理事会がネパール•カトマンズにて開催された。ACECCは、アジア地域の持続可能な社会資本の整備と発展を目的として、1999年9月に米国、台湾、韓国、フィリピン、日本の土木開連5学協会で発足した組織である。現在は加盟団体数が2となり、協力して学術•技術面の活動を促進するべく、アジア全域でその役割に対する期待が高まっている。ACECC理事会は、ACECCの組織上、最高議決機関であり、年に2回の頻度で開催されているが、昨年8月に米国ハワイにて開催された7thCECAR (アジア土木技術国際会議)の際に、ACECCの幹事国が米国から日本に移行したことにより、今回の理事会から本会が理事会の運営を任されている(日下部治ACECC会長(国際圧入学会)、堀越研一事務総長(大成建設)、岡村未対企画委員会委員長(愛媛大学)、中野雅章技術調整委員会委員長(日本工営))。土木学会ACECC担当委員会からは、山ロ栄輝ACECC JSCE代表(九州工業大学)、佐藤愼司ACECC担当委員会委員長(東京大学)、岩井裕正幹事(名古屋工業大学)と山本(日本工営)の4名が参加した。