日本科学者会議院生·若手大型FW(韓国)の報告

摘要

2020年2月25日~27日の2泊3日で,JSA院生·若手企画として韓国·ソウルへのフィールドヮーク(FW)を行った.JSA院生·若手ではこれまで「夏の学校」という形で全国的な規模で様々なFW企画を開催してきたが，今年度は夏の学校としてではなく，大型FWとしてJSA院生·若手として初めての国外開催FWを行った.大型FWのテーマは「今，『韓日』関係を考える一現地学習·対話から科学者の役割を考えよう」である.これは，日本政府が植民地支配に対する責任を果たしていないことが，現在の日韓関係に大きな影を落としている中で，東アジア地域における平和構築のために，市民同士の草の根の交流こそが非常に重要性を高めていることを問題意識として設定されたテーマである.