北陸地区（石川•福井•富山）合同シンポジウム2019年4月6曰，7曰，金沢市で開催.

摘要

「安倍政権とは，何だったのか，日本の今後はどうなるのか」を統一テーマとして，基調講演を含め6本の報告がなされた.大胆な金融緩和を行うことでデフレ状態を抜本的に変えられるとのリフレ派学説を根拠に，己の名前を冠した「アベノミクス」なる語は広く国民に浸透した.さらに，9年間に及ぶ長期政権は日本社会に深刻な変化をもたらしている. 経済活性化を大宣伝しながら，憲法改悪の政治課題を追求する安倍政権の手法は極めて特異な本質を持つと考えられ，その解明をシンポジゥムの課題とした.