建篵ファサードのゆらぎパターンとその自動生成に関する研究

摘要

Today, buildings with monotonous facade fill the city. However, many buildings which the elements constituting their facade are changed, were seen in work designed by architects. This paper aims at examining the potentiality of automated fluctuating design creation focused on architecture facades, by analysing the design trend of architectural fluctuating designs and creating fluctuating facade automatically based on the analysis.%コンピューター操作に基づく秀逸なデザインが散見される昨今．本 論が提起する建築ファサードのアルゴリズミックテサインは今後ます ます重要度を増すことと思います。 ただし，本研究を事例分析に終わらず，創作概念として確立してい くためには，本アルゴリズムをパターン作成ツールに終わらせること なく，実際の設計における内部機能との関係調整を可能たらしめるも のとして作り上げられることを期待したくなります。 その意味で，例えば本アルゴリズムに内外の関係性因子，たとえば． 内部機能が必要とする，明るさ，方位，熱，プライバシーなどがイン プット可能であればそれだけでもツールとしてのリアリティは一層高 まるのではないでしょうか？ この研究を序説としてさらに奥行きのある論考が展開されていくこ とを楽しみにしております。