基礎およびスラブを対象としたコンクリートの圧送作業における作業効率と機械効率に関するー考察

摘要

建築工事ではレディーミクストコンクリートの場内運搬にコンクrnリートポンプが利用されるのが一般的である。このようにコンクリーrnトのポンプ圧送作業は極めて日常的なものといえるが，その内容を定rn量的に測定，分析した例は少ない。施工計画を立てるに当たって，過rn去の同様な作業の記録を参考にすることができれば，信頼性の高い計rn画とすることが可能になる。この意味で，本報告がポンプ圧送作業のrn計画を立てる際の有用な資料となることは間違いない。圧送作業が広rnく行われているにもかかわらずそのデータが少ないのは，通常関係者rnにデータを採取，分析するような余裕がないことによるものと思われrnる。今回のような調査は，継続することでデータをより一般的なものrnとすることができる。今後は圧送状況を自動記録するような工夫など，rn調査の合理化をはかることも考えたらよいのではないだろうか。%It is important to understand the content of the concrete force feed work and the pumpability beforehand to advance a concrete practice smoothly and safely when the concrete pumping method was adopted. A lot of researches on the concrete pumping method have been reported so far. However, the research that evaluates the working efficiency is extremely little. Moreover, the influence on the pumpability is not understood. In the present study, I conduct surveys of the force feed work and the mechanical efficiency of a concrete pump on actual construction fields. And, the numerical value that suits a present concrete pump industrial method is analyzed.