超高層建築物のリンク機構による振動モード制御手法に関する研究

摘要

超高層建築物のリンク機構によるモード制御手法と地rn震応答低減効果について示した。リンク機構を用いるこrnとで特定のモード以外の固有周期を短くすることができ、rn建築物を安定して長周期化できることを示した。また、rnリンク変形比を主構造の弾性1 次モードに合わせて設置すrnることで超高層建築物の倒壊を起こすことが想定されるrn程の極めて強い地震動が発生した場合においても、損傷rnが集中しやすい下層の変形を効果的に抑制できることをrn示した。以上より、リンク機構を用いたモード制御手法rnは超高層建築物に対する制振構法を高度化させる新たなrn手法の一つだと言える。