高齢者住宅の多世代交流サロンの設計とコミュニティ形成に関する研究 その３ コミュニティ特有の空間パターン言語を利用した空間と家具の設計

摘要

本研究では，多世代交流サロンを多様な主体とともにデ ザインするため，パターンランゲージを用いた手法から、 実際の建築空間の提案を行った。その結果，多世代交流 としてのサロンとして使用する建築空間のデザイン手法 と提案を可能にする方法を実証してきた。本報告では前 報1)よるパターンランゲージの5 つの領域から3 つをデザ イン化したものであり、今後、「外部とのインターフェー ス」、「小物によるコミュニケーション」のデザインを引 き続き行う予定である。また、同時に、竣工後の運用を 通して、デザイン提案された実空間の有効性を利用者の 評価を検証していく計画である。