高炉スラグ高含有コンクリートの特性に及ぼす高温履歴と湿分供給の影響に関する研究rn（その 1：室内実験）

摘要

本研究により，以下の知見が得られた。rn1）湿分供給下で高温履歴を受ける場合は，圧縮強度の増rn進が大きく，BFS を使用した調合ほど顕著である。rn2）BFS を用いた調合は大きな膨張ひずみを示し，温度がrn降下しても膨張側であることから，マスコンクリートrnの温度ひび割れに対する抵抗性は高いと考えられる。rn今後，長期材齢での変化，部材内部の含水状態を把握し，rn部材レベルでの検証を実施していく予定である。