パネルゾーンを拡幅したEnd.PL形式の梁勝ち柱梁接合部その２ 等価板厚を用いたFEM解析結果と実験結果の比較

摘要

等価板厚を用いたFEM解析と実験結果を比較し，下記rnの結論を得た。rn1.等価板厚を用いたFEM解析は，定性的には実験結果をrn良く再現できるrn2.パネル幅が1.0Dと1.6Dの場合の等価板厚とパネル最大rnせん断応力度の関係を示した。te/tf≦5の範囲においrnて，両者は線形関係と見なせる。rn3.End.PLや添板を用いて柱フランジよりも外側で柱の曲rnげ応力を伝達することはパネル内せん断応力度の低減rnに効果がある。拡幅したパネルに対しても有効であrnり，設計ではEnd.PLや添板とパネル拡幅の併用によりrn効率的なパネル設計が可能である。