自由空間および区画内におけるロビーチェアの燃焼実験および延焼拡大 その１実験概要

摘要

性能設計においては初期火災性状を配慮することが望rnましい。そのため、火災性状予測に必要な基礎データがrn燃焼実験により蓄積されている[2]。一方、室内での火災rn性状は煙層や壁からの放射熱のフィードバックにより、rn最大発熱速度や火災成長率はより高くなることが報告さrnれている[3,4]。例えば、室内にある布張り家具は最大発熱rn速度が自由空間より20%程度増加する[3]。ウレタンフォrnームブロックの燃焼実験では、区画内の壁際では最大発rn熱速度が80％増加する。隅角部では更に10～20％が増加rnする[4]。しかし、隣接可燃物への燃え拡がりに関する研rn究は十分行われていない。rn本研究では予測手法構築に向けた基礎データの収集のrn一環として、隣接可燃物への延焼拡大特性を把握するこrnとを目的とし、自由空間と区画内での燃焼性状の違いをrn調べた