窓ガラス面に設置した結晶系建物一体形太陽電池試験体の発電電力計測実験その３ ライトスルー性の高い太陽電池の発電電力

摘要

本報では、建物外装のビジョンガラス部に適用可能なrnライトスルー性の高い、単結晶カットセルおよび球状セrnルによる実仕様のBIPV 試験体を製作して、建物外装面にrn設置し、約1 年間にわたる発電電力の計測実験を行った。rnその結果を以下に整理する。rn1) 球状セルによる試験体は360 度の方向からの光を発電rnに利用できるため、セル1W あたりに換算した発電電rn力量は単結晶カットセルによる試験体よりも有利であrnった。rn2) 窓ガラス面に対する日射強度と発電電力の関係から各rnBIPV 試験体とも、任意の日射強度に対し十分な発電rn能力が発揮されていることがわかった。