東南アジアにおけるフライアッシュ内割混合コンクリ－トの強度予測に関する研究その2 使用材料の物性と強度予測式の検討

摘要

その1 に引き続き本稿では使用材料の物性とその影rn響,ならびに強度予測式の検討結果について報告する。rn2．使用材料の物性rn今回，鉱物組成の分析結果は割愛するが，各国セメrnントのC3S･C2S･C3A･C4AF の割合を日本のセメントrnと比較した結果,インド産セメントは,日本の中庸熱ポrnルトランドセメントと近い値を示したため,初期強度rnの発現性は低くなり,長期の強度増進性が大きいことrnが予想される。インドネシア産セメントは日本の普通rnポルトランドセメントに類似した値となった。タイ産rnセメントは日本の早強ポルトランドセメントに概ねrn相当し,初期強度の発現性が大きく,強度増進性は低いrnことが予想されるが,その1 の圧縮試験の結果で,そのrnような結果となったことが確認できた。