常時微動を用いた応急危険度判定システムの開発研究その２ 熊本地方での常時微動計測

摘要

(1) 熊本地震後に常時微動計測を行い、計測データと振動rn解析により地盤と建物の共振の危険性を判定した。rn(2) 判定結果と熊本地震の震度分布を比較することで、そrnの整合性を概ね確認した。rn(3) 判定結果と応急危険度判定の結果が一致したのは７軒rnのうち３軒だけだった。rn(4) 表層地盤が判定に大きく影響することが分かった。