備後表のブランド再構築と「備後表継承会」: 藺草栽培を通じた備後表の生産・流通・設計・施工プロセスの解明 その5

摘要

備後表の保全と継承のため、本研究その1, 2 において、rn備後藺草（地草）と備後表を取り巻く現状（2016 年）とrn課題を藺草栽培実践と臨地調査により明らかにした。本rn稿では、2017 年冬期（11～12 月）植え付け時の調査をもrnとに2016 年冬期と比較し、極小状態の備後産地のミクロrnな変遷を明らかにする。また、現状を踏まえ、大規模産rn地である熊本県におけるブランド化の取り組みと比較考rn察し、備後表のブランド再構築について検討する。