高炉スラグ微粉末を高含有した環境配慮型コンクリートの基礎物性（その7 構造体強度補正値）

摘要

高炉スラグ微粉末を70%置換したコンクリートについrnて、実機実験により検討を行った結果、以下の結論を得rnた。rn(1) 水結合材比と材齢28 日標準養生強度は直線的な関係rnであることから、一般的な手法による調合設計が可rn能である。rn(2) 現場水中養生および現場封かん養生とコア強度の関rn係には高い相関が認められ、各々の養生強度からコrnア強度の推定が可能である。rn(3) 構造体強度補正値は、本検討範囲ではJASS5 に示さrnれる普通ポルトランドセメントの標準値を用いて問rn題ない。rn(4) コンクリートの最高温度と構造体強度補正値には高rnい相関が認められ、高温履歴を受けることで長期強rn度の増進が停滞することから、最高温度を考慮したrn構造体強度補正値の設定が必要であると考えられる。