福岡市城南区におけるコンクリートブロック塀実態調査（30 年前との比較）

摘要

今回の調査で福岡市城南区における建築基準法施行令rnを遵守しているブロック塀は非常に少ないことが明らかrnになった。特に控え壁を設けていないブロック塀が多く、rn高さ3ｍを超えるにも関わらず控え壁を設けていない危険rnなブロック塀も数多く存在した。30 年前のデータと比較rnしてもわかるように時間がたってもなかなか改善されてrnいない。その一つの理由としてあげられるのがブロックrn塀の危険性について住民や作業者の認知が低いことがあrnげられる。rn今回作成した危険予測マップを用いて公開できれば、rn多くの人にブロック塀の危険性が認知され、意識が変わrnり、少しでも何らかの対策を取り、地震時のブロック塀rnによる被害を大きく減らすことが出来ると考えている。rn本研究では福岡市城南区を例として調査を行ったが、rn本地域だけの特色ではなく、他の多くの地域でもほぼ同rn様であることを付記しておく。