木造軸組構法住宅の柱頭柱脚接合部設計法に関する解析的研究:建物形状の影響に関する検討

摘要

モデルを作成後、3 つの計算式で引抜力を算出し、接合rn部を選定し解析を行った。動的解析では、最大層間変形rn角は塔状比1.03、2.31、1.54 の順で1.54 が最も変形が大rnきい結果となった。静的増分解析では「ラーメン置換」rnで計算されたモデルに接合部の塑性化がみられた。最大rn耐力は「ラーメン置換」より「N 値計算」の方が大きく、rn接合部の塑性化が生じた為だと考えられる。塔状比1.03rnのモデルが最大耐力が一番大きく、塔状比1.54、2.31 のrn最大耐力はほぼ同じ結果となった。