地域特性を踏まえた地産資源による建築資本改良その3 重要伝統的建造物群保存地区における土素材の伝承形態の見直し

摘要

かつて地土で塗られていた建築物も、職人不足や土の枯渇rn問題等の深刻化によって、現在では他建材で代用している地rn域が多く、次世代への引継ぎが不十分であることが分かっrnた。今後は内子町での補修等の報告書への使用材料の明記をrn目的に、現地調査を行い、これまで使用されてきた土の基本rn性質調査、成分、土地条件の分析を進める。