Felicitas 環境の構築 第１報 Felicitas 環境の考え方

摘要

我々の健康と安全を守るために、屋外大気と室内空気rnに関する様々な基準が設けられている。屋外大気質は、rnSO_2、NO_2、CO、光化学オキシダント、SPM、ベンゼン、rnトリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロrnメタン、ダイオキシン、PM_(2.5) の化学物質に対して環境基rn準が設定されている。市町村は、光化学オキシダント濃rn度が120ppb、240ppb を超えると光化学オキシダント注rn意報、光化学オキシダント警報を発令する。また、PM_(2.5)rnの1 日平均値が70μg/m~3を超える危険がある場合に、注意rn喚起が発令される。熱中症対策として、暑さ指数rn（WBGT）の情報が提供されている。室内空気は空気調rn和設備等の維持管理及び清掃等に係る技術上の基準に従rnい、温熱環境として温度は17 度～28 度、相対湿度40%～rn70%、気流0.5m/s 以下、空気質として浮遊粉塵0.15rnmg/m~3 以下、一酸化炭素10 ppm 以下、二酸化炭素1000rnppm 以下が定められている。厚生省のガイドラインでは、rn13 種類の揮発性有害物質の指針値と総揮発性有機化合物rn（TVOC）400μg/m~3 以下の基準値が設定されている。まrnた、温熱環境は、気温・湿度・気流・熱放射・代謝量・rn着衣量の6 要素から定まる標準新有効温度（Standardrnnew Effective Temperature, SET~* ）、予測平均温冷感rn（Predicted Mean Vote, PMV）が存在する。これらの屋rn外大気と室内空気の温熱環境と健康を守る室環境の基準rnは、空間場の平均値として設定されたものである