EPS概論

摘要

編者の二人は評者にとって，東京大学第二内科時代の仲間である．相川裕二兄は硯富山大学の井上博教授に師事して，心室細動の発生と停止の機転を研究テーマとした．山卜武志兄は現大阪大学の倉智義久教授に指導を受けて，膜電流系の仕事に従事した．ともに今日，不整脈診療の賢一線で高い評価を受けているが，両人とも，早い時期に不整脈の基礎的研究に従事してきたことがその某億削こなっていると思っている．