より身近になる4Kテレビ 相次ぐ新製品の市場投入 IGZO、ICC技術搭載も 鍵は低価格化 市場の活性化に期待

摘要

2O13年2月にシャープから2種類の4K2Kディスプレー関連の新製品が発売される。32型のIGZO(酸化物半導体)液晶技術を採用した業務用モニター(想定価格45万円前後)、60型のICC技術を採用した次世代液晶テレビ(262万5000円)である。IGZO、ICCともにシャープが次世代の液晶ディスプレーや液晶テレビにおけるキーになる技術として期待しているもので、「シャープ復活」への切り札ともなり得る新技術だ。その期待の両製品が4K2Kという、これまた次世代へ向けて期待されている高画質ディスプレー市場へ向けて投入される。そのため12年末に相次いで開かれた両製品の新製品発表会は、いるも活況を呈していた。