ディスプレイサーチが市場分析 大型有機ELは15年に本格化 生産技術は日本企業が先行 4K液晶パネル開発も活発に

摘要

NPDジャパン・ディスプレイサーチ事業部は1月23、24日の両日、東京都港区の東京コンファレンスセンターで「第24回デ ィスプレイサーチフォーラム」を開催。日本および韓国、台湾など主にアジア地域の同社所属アナリストが集結し、世界のディスプレー市場を分析した。次世代ディスプレーの最新トレンドとして注目される有機ELと4Kの講演を中心に紹介する。ディスプレイサーチ韓国FPD担当ディレクターのユンスン・チャン氏は、「OLED (有機EL)最新技術＆投資動向をテーマに講演した。同氏は今年のインターナショナルCES (以下、CES)で、ソニーとパナソニックが56型の大画面有機ELを出展したてとに触れ、「てれはLGやサムスンの韓国メーカーにとっては大きな驚きだった。特にパナソニックの高分子インクジェットによる生産技術は、韓国メーカーにとって衝撃的に受け止められた」と韓国アナリストの立場から明らかにした。