ソニー 14年事業說明会開く 商品力の強化で収益改善へ 新たなテレビの利用提案アンドロイドを全面採用

摘要

ソニーは、11月25日にアナリストや投資家向けの事業説明会「SONY IR Day 2014」を開催し、同社およびグループ会社の幹部が事業の現状や、今後の展開について語った。今回は初めて報道陣にも公開した。ホームエンタテインメント&サウンド分野では、7月に発足したテレビ事業会社のソニービジユアルプロダクツ社長の今村昌志氏が登壇。今村氏は「2015年度から、プラットフォームにアンドロイドOSを採用したテレビを投入する」と力強く発表した。テレビ事業は11年度に1475億円の赤字を計上し、同年11月には、13年度のテレビ事業の黒字化を目指すプランを策定した。事業規模の拡大路線を見直し、数量や売り上げ計画を下げ、オペレーションのゆがみの是正に取り組んだ。