大型映像高精細化対応急ピッチ

摘要

大型映像ビジネスを支える一翼を担うプロジェクションマッピング(PM)。2012年9月の「TOKYO STATION VISION」をきっかけに、飛躍的に市場を拡大し、多くの映像関係企業の参入をもたらした。14年夏におけるPM実施件数は、大型イベントだけでも20を超え、対前年度比で5倍以上になる。用途も多様化する中で、有料イベントとしても大きな存在感を示しつつある。PMのブームとともに、今年の大型映像業界の最大の注目点は、LEDディスプレーの高精細化があげられる。新アルタビジョンをはじめ、4K対応のLEDが次々と導入されており、各社とも開発でしのぎを削っている。テレビ番組やライブイベントなどにおける映像コンテンツの髙精細化への対応が急ピッチで進みつつあり、市場拡大とともに4K8K時代に向け、各社の先陣争いが激化しそうだ。