ソニーが15年度第1四半期連結業績を発表 前年同期の赤字から黒字転換 利益率の高い事業が好調

摘要

ソニーは7月30日、2015年度第1四半期(4-6月)の連結業績概要を東京都港区の同社本社で発表した。売上高は、前年同期比0.1%減の1兆8081億円、本業のもうけを示す営業利益は同38.80%増の969億円、当期純利益は824億円となり前年の赤字から黒字転換した。スマートフォン(スマホ)向け画像センサーなど利益率の高い事業が好調で、営業利益を押し上げた。これにオリンパス株の売却益468億円などが上乗せされた。なお、16年3月期業績予想は従来予想を据え置いた。通期でも黒字化を目指す。