自動運転の最新動向「ROAD2018」報告上

摘要

自動運転が、映像コンテンツの世界でも話題になり始めた。今年の「NABショー2018」でも新たな視聴空間として注目されていることが明らかだつた。筆者は日本大学自動車工学リサーチセンターの客員研究員として、自動運転の導入と社会的受容性を検討するヮークショップ「ROAD2018」に参加する機会を得た。ここでは、NVIDIAの研究者が基調講演をし、同社がいかにシミユレーシヨンを活用しているかが明らかにされた。また、人工知能(AI)への教育のために1500人ものデータ作成者を雇用していることも分かった。数年後に登場する自動運転を、どのように社会に取り込んでいくか。ROAD2018での議論と、新たな動きを報告する。