若年層の取り込みにも成功テレ東はライツ事業が経営に貢献

摘要

民放キー5局の18年度決算は、連結、単体とも、売上と営業利益が各社各様であった。中でも、視聴率を上げながら、広告収入を落としたフジテレビジョンとテレビ朝日は特徴的だった(6月17日号に既報)。日本テレビ放送網とTBSは、広告収入で増収、テレビ東京は微減にとどめた。3社は連結がそろって増収減益。単体は日テレが減収減益だが、マイナス額はでくわずかだ。TBSは増収増益、テレ東は増収減益だが減益額は大きくない。テレビの新たな可能性を考える。