豊田通商、豊田支店で再エネのマネジメント実証を実施東電PGと協業、年間20%再エネ利用見込み

摘要

豊田通商は、Goal connect、東京電力パワーグリッド(東電PG)、NExT-e Solutionsと協業し、自社ビルの豊田支店に太陽光発電、蓄電池、エネルギーマネジメントシステムを導入し、再生可能エネルギーのマネジメント実証を実施した。2020年12月から2021年3月までの約4カ月間の実証で支店の電気料金削減、使用電力の再エネ利用率向上、災害時などの停電を想定したBCP強化が見込まれることを確認。今後追加の実証を実施するとともに、企業、ビル向けのエネマネのパッケージとして事業化を目指す。豊田支店を実証サイトとして、屋上や駐車場に設置した太陽光パネルからの電力を、使用済み車載用電池による蓄電システムに貯めて、最適に利用していくモデルの実証を実施。蓄電システムは東電PGとNExT-eS社の協力を得て、使用済みの車載用電池をリユースした蓄電池を導入し、種類や容量、新品•中古に関わらず組み合わせて利用できる蓄電システムを開発、活用した。