日立造船、インドでごみ焼却発電プラント受注日量処理能力600トン、出力1.15万kW

摘要

日立造船は、同社の100%子会社でインドでごみ焼却発電プラントの設計、建設、保守などを手がける子会社のHitachi Zosen India Private Limited(HZIND)が、KPC Gas Power Corporation Limitedより、ごみ焼却発電プラント建設工事を受注した。今回のプロジェクトは2014年に初受注して以来インドで2例目。このプロジェクトは同国カルナータカ州の州都べンガルールのラムナガル地区のビターディに新たにごみ焼却発電ブラントを建設するもので、HZINDはISGEC Heavy Engineering Limited社とコンソーシァムを組成して受注し、HZINDがプラントの設計、クレーンや火格子などの主要機器の供給、監督者派遣を請け負う。同プラントは、ベンガルール都市圏の25%の固形廃棄物を処理し、日量処理能力600トンを有するとともに1万1,500kWの電力が発電され同州に供給される。同州では、固形廃棄物発生量の半分以上は未処理のまま埋め立てられていたが、今回のプラントの建設により環境改善ゃェネルギーの有効活用につなげる。プラントの納期は2022年10月。またインドでは「スマートシティ・ミツション」計画が発表されており、ごみ処理施設が必要なィンフラのひとつに位置付けられている。