東邦ガス、産総研と都市ガス水素混焼エンジン基礎研究22年3月完了後採用目指す

摘要

東邦ガスは、産業技術総合研究所と、都市ガス•水素混焼ェンジンの基礎研究を開始した。この研究では、将来的な水素社会の実現と中期的な低炭素化を視野に入れ、都市ガス•水素混焼エンジンに関する技術知見を獲得する。両社のうち産総研は、福島再生可能エネルギー研究所で研究用ガスエンジンを用いた都市ガスと水素を混焼する実機試験を担当する。東邦ガスはその試験データを活用し、都市ガス•水素混焼エンジンにおける技術的な課題を解決するためのシミュレーション技術を開発する。研究は2022年3月に完了予定で、研究の完了後には、ガスエンジンコージェネレーションシステムなどへの採用を目指す。