三浦工業、廃熱水の再活用フラッシュ蒸気発生装置年間目標販売台数30台/ボイラ燃料费削減に貢献

摘要

小型貫流ボイラのトップメーカである三浦工業は、ボイラの蒸気を利用した後に排出される高温の熱水から、低圧の蒸気を取り出し活用する「フラッシュ蒸気発生装置HJ-4000」を開発し、11月より販売開始する。年間目標販売台数は30台。クリーニング工場や食品工場などでは、製品の製造工程で蒸気を製品の加熱などに利用した後には高温の熱水が排出され、熱水を有効活用する手段として、ボイラ給水タンクに回収してボイラ給水の加温に利用する方法が知られている。しかし、タンクから湯気として捨てられてしまい十分に活用できない場合や、タンクまでの距離が遠く回収できない事例があった。