旭ダイヤモンド、電着ダイヤモンドワイヤの生産能力4倍増

摘要

旭ダイヤモンド工業は、電着ダイヤモンドワイヤ「エコメップ」の年産能力を現行（100～120億円）の4倍の400～420億円規模に引き上げる。そのため2013年までに三重工場（三重県伊賀市）で300億円規模の生産体制を構築する。エコメップは、太陽光発電に使用される多結晶シリコン、単結晶シリコン、LED（発光ダイオード）基板のサファイアやネオジウム磁石等の切断に使われる電着ダイヤモンドワイヤで、2009年6月に千葉第二工場（千葉県長南町）で専用工場（延床面積3,570 m~2を立ち上げたばかり。また2010年9月には、同工場で生産設備を増設し、エコメッブの年産能力を100～120億円規模に高めた。