社会保障改革の最終案まとまる財源確保に消費税率引き上げは不可欠だが

摘要

社会保障改革に閲すゑ7後の方向を示す、政府原案が6月2日開催の第10回社会保障改革に関する集中検肘会議でまとまった。大震災後、一時中断していた「集中検討会雑」だが、4月27日の第5国会合以来、まさしく集中的に検討を行い、成案に漕ぎ着けた。　具体的には、外来患者の定額負担の導入、低所得者等に配慮した高額療養費制度の見直し、70～刊歳の森口負担の2割復活－など内容は多岐にわたっており、随所に保険財政基盤の安定化や給付の効率化の意向をくみ取ることができる。