日本一の海岸と呼ばれた興津の海に浜辺を再び: 清水市清水区興津地区連合自治会 高山茂宏会長に聞く海への思い

摘要

清水港背後に位置する興津地区の歴史や海との関わりについてお聞かせください。高山 かつての興津地区は、東海道五十三次の17番目の宿場町として栄え、また日本一の海岸とも評された清見潟を有する絶好の景勝地でした。一方、清水港興津埠頭の埋め立て工事などで清水港が近代化するにつれ、浜辺が失われ、地元住民と海との関わりが薄れてしまいました。清水港の近代化は、地域にとって大変重要ですが、興津地区に住む者としては、海と接する機会が少なくなってしまったことに少々残念な思いもあります。