大深度・低空頭型CSM工法の開発と試験施工

摘要

現在，地中連続壁はSMW工法やTRD工法など，施工 性や経済性に優れた原位置土撹拌混合ソイルセメント地 中連続壁が主流となっている。近年，これらの工法に加 えケリーバー方式のCSM機がバウアーマシーネン社 （独）とソレタンシュ社（仏）によって共同開発（2003 年）され，欧州における試験施工を踏まえて日本に機械 とともに2004年にCSM工法が導入された（BCM5-CSM 機：写真-1参照）。