地盤パラメータの考え方

摘要

港湾基準による地盤定数設走法では，導出値の平均値rnあるいは回帰式によってモデル化して深度分布を推定し，rn変動係数やデータの数量に応じた補正係数を導入して特rn性倍を設定する。Eurocode7やJGS4001では，データのrnばらつきが著しくても，データ数さえ十斜こあれば信頼rn区間が狭くなり，平均値と特性値が一致する傾向がある。rnしかし港湾基準の方法では，たとえデータ数が多くても，rnばらつきの程度が特性値に反映されるため，ばらつきがrn小さなデータを得る努力が設計で実を結ぶような設計体rn系が実現されている。変動係数を小さくすることを目的rnに据えることにより，データの適切な解釈と適切な深度rn分布のモデル化が導かれる（技術者の能力向上支援）とrnともに，再圧縮三軸試験のまうにばらつきが小さくなるrn試験法の導入（試験技術の開発）が進むものと期待できる。