東名高速道路日本平久能山スマートインターチェンジの施工状況

摘要

東名高速道路が全線開通してから50周年を迎えた今年，静岡巿の新たな玄関口として日本平久能山スマートイン夕ーチェンジの整備が進んでいる（図-1)。新インターの整備により'現在の静岡ィンター周辺の混雑緩和や世界遺産である三保の松原など市内観光地や地域産業の集積する地区などへのアクセス向上により，地域の活性化などの効果が期待されている。本スマートIC工事の特徴として，東名高速直下にランプ用トンネル(函渠）を非開削工法（SFT工法）による工事が計画されており， 供用中の高速道路の通行を確保しながらの施工となるため路面沈下に対する走行安全性の確保が重要となることから事前の検討や実施工段階での対応について報告する。